正面通をぶらっと
バスで河原町通を南下している時に止まるバス停の一つに「河原町正面」という場所があります。以前から何となく面白い地名だなぁと思っていましたが、特に調べることはせず。
そんな中、先日西本願寺の前を通った時に見かけたこの大きな門。
しかもこの門から伸びる通りの名は正面通とある。もしや正面通の名の由来は西本願寺の正面のことなのか!?と、ここにきてはじめて由来を調べてみました。
違った。
どうやらかつてあった方広寺(豊臣秀吉を祀る豊国神社の北隣に位置する)大仏殿の正面というのが由来だそうです。
そんな訳で方広寺付近を歩いてみました。
高瀬川に架かる正面橋。
続いて鴨川に架かる正面橋。
豊国神社の参道?に耳塚がありました。
こちらが豊国神社。
こんなものも。
方広寺大仏殿跡。比較的広い公園になっていました。京都にも大仏があったんだと実感。
京都に来てもうすぐ4年が経とうとしていますが、こんな場所があったなんて全く知りませんでした。思えば東山方面だと、祇園から清水道辺りまでは偶に行っていましたが、それより南下したことはなかったかもしれません。少なくとも散策したことはなかったな。
知ったつもりの街に、まだ見ぬ世界があるのを知れるのは嬉しいですね。
灯台下暗しと言いますか、今後もしっかり京都の街を散策したいと思います。
2020年 夏至の日
「二十四節気」の10番目、夏至。一年のうちで昼の時間が最も長くなる日で、この頃から夏の盛りに向かっていきます。
そして2020年の夏至の日は先日の日曜日、6月21日のことでした。
夏至が過ぎたということはこれからまた少しずつ日が短くなっていくのか・・・
そう考えると早くも少し寂しい気持ちになりますが、本格的な夏の暑さはまだまだこれからですね~
熱中症に気を付けましょう!
そんな夏至の日の写真。これを撮影したのが午後8時3分。8時を過ぎてなお空が明るいというのは不思議な感じです。毎年みられる光景なのですが。
先ほどよりは暗くなりましたが、それでもまだ明るさが残ります。この時点で午後8時9分。前方の木が明るさを妨げているのかもしれません。
小さいころの就寝時刻と言えば9時でしたが、その50分前はまだ空が明るいって、改めて考えると面白く思えます。
本当に暗くなったから眠るという考えみたいですよね。
本格的な夏が始まります。今年は例年通りに楽しむというのは難しそうですが、思い出に残る一夏にしたいです。
6月20日 衣笠方面
6月20日(土)。あまり行ったことのない西の衣笠方面にふらっと向かう。京都の有名な観光地は東山に集中しているが、西の方角にも金閣寺や龍安寺といった名のある見所も多い。
真言宗御室派の総本山の仁和寺。世界遺産に登録されている。「仁和寺にある法師」におなじみではないだろうか。こちらの写真はその仁和寺の二王門。高さが18.7メートルで重要文化財に登録されている。すぐそばに京都市営地下鉄のバス停があり、参拝もしやすい。
右京区の嵯峨にあるため池。平安時代中期の989年に灌漑用で作られたとさえている。山を下り、開けたと思ったら目の前一面に出現。京都市内にこんな場所があったのかと驚き。初めて見るものにとっては圧巻の景色であるが、池の水はお世辞にも綺麗とは言い難い、、
言わずもがなの観光地、嵐山の渡月橋。起源とされているのは836年に作られたというが、現在の位置の架けられ、今に残る渡月橋の原型が完成したのは1606年。改めて長い歴史を感じる。梅雨時ということもありやや流量が増しているか。
プロ野球のデーゲームの放送が2時から始まるとのことだったので今日は早めに帰宅。
あまりなじみのない右京区。その中でも本日の一番の驚きは、嵯峨に広がる田園風景だった。京都市内でも田舎気分を味わえる場所だ。
6月17日 東山方面
6月17日(水)。三条の駐輪場に自転車を止めて、正午ごろの東山を巡る。
東山は何といっても京都市の観光地の中心地。非常にいい天気でした。
浄土宗の総本山である知恩院。1175年(承安5年)創建。長らく工事が行われていた御影堂も令和2年4月13日に完成したそう。筆者もこの姿を見るのは約9年ぶり?平日ではありましたが団体客も来ている。
知恩院では山門ではなく、三門と表記。空門、無相門、無願門と言い、悟りに通ずる三つの解脱の境地を表す三解脱門を意味しているらしい。緑が美しい青空に映えている。知恩院だけに限った話ではないが、このご時世の中人が多すぎず観光しやすい。
京都の代表的な桜の名所の一つの丸山公園。祇園枝垂桜が有名。正式名は、一重白彼岸枝垂桜といい、現在は二代目とのこと。公園内のひょうたん池で亀を見つけ喜ぶ筆者。人がいるところに集まる鯉は全国共通だろうか。